イタリアンシェフが切り盛りする、一風変わったカレー屋、それが「カレーと田中」です。
ここのメニュージャンルは「カレー」と「カレー以外」。いいですねー、わかりやすくて(笑)最終回は「カレー以外」のメニューを堪能するイタリアンディナー編です。
黒板に書かれたメニューからチョイスしてもいいですが、ワタシは店主におすすめを聞いちゃいます。
「今日、何があるの?」
「アイナメの美味しいのが入ってますよ」
「じゃ、それ」
といった感じ。どう調理するのか、味つけは何なのかは聞きません。おまかせです。
ビールを飲みながらしばし待ち、「お待たせしました〜」と目の前に置かれたのは・・・
アクアパッツァだよ。(写真1枚目)
薄く粉をつけて、オリーブオイルで香ばしくソテー。味つけはにんにくとドライトマトとケッパー。
うわー、うまっ!
えーっと、ここってカレー屋だったよねえ。まあいっか。うまーい。
ちなみにドライトマトは自家製です。店主曰く「自分で作ってないのはらっきょぐらい」。これは、単に皮をむくのが面倒なだけらしい。誰かむいてあげて下さい(笑)
またある時は、ハマグリを使った
ワイン蒸し。フルーツトマトとオリーブを刻んでソースに加えています。そしてまたある時は、マッシュポテトとソーセージの
ビールソース。(写真2枚目)このソースがまた、ラム肉入りでスパイシーで絶品!ソーセージにつけてもマッシュポテトとまぜまぜしても、付け合わせのカリフラワーとも相性バッチリ。ビールが進んでしまいます〜。
さらに特筆すべきは、デザート!!
何度も言うけどカレー屋です。なんで
マチェドニア(イタリア版フルーツポンチ)とか
ガトーショコラとかあるんですか!しかも手作りです。ありえないから!
ワタシのおすすめデザートは
アフォガート(アイスクリームのエスプレッソがけ)!(写真3枚目)
マスカルポーネのアイスクリームはもちろん自家製。これに激濃めのエスプレッソをじゃばーっとかけます。甘さと苦さが渾然一体となって、あああ、シアワセ。丼いっぱい持ってこ〜い!
手が空いた時間に料理の話が始まると止まらない店主。調味料や食材の話をしていて、こちらがすごく興味を示したり、食べたそ〜〜〜な顔をしていると、けっこう味見させてくれます(笑)
ついでに作り方も教えてくれます。家庭でも簡単に作れるけど、ちょっと食べたことのないメニュー。
そんな料理のヒントがもらえるのも、ワタシ的にはかなりポイント高いです。
もちろん夜でもカレーは食べられるので、シメにカレーもあり。前回、カレールウは1種類と書きましたが、訂正します。メニュー名に「特製」がついているカレーは具材に合わせてルウを作っているそう。チキンベースにしたりコリアンダーベースにしたり、いつもとひと味違ったカレーが楽しめますよ。
どーーー見てもスタンドカレー屋なのに本格イタリアンが味わえる、この面白すぎるギャップが「カレーと田中」最大の魅力でしょう。カレーもおつまみもデザートも、店主の個性が生きた、質の高いおいしさです(^^)興味のある方はぜひ、「カレタナ」へ!
掲載日付:2007/07/21